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証券会社勤務、20代OLの暇つぶしです…

【003】積み立て必勝法…S&P 5% ルール!!😉(NASは10%ダヨ)

Miya5です。長期投資家(&初心者)として避けても通れない悩みがあります。皆様も次のような悩みありませんか?


  • 例:資金が手元にキャッシュXXX円ある。今までなんで投資してこなかったんだぁ
  • 寝かせるとインフレ怖い
  • でもS&P、NASDAQは連日All Time High...


…どうしろと…😓


コロナ渦後の上昇相場の中で、


「よし、S&Pが3,000切ったら2,000万円打診Entryしよう…」
「出遅れた、むむ…。S&Pが3,200まで戻したら次こそトライしてみよう」
「むむむ…。3,400まで落ちたら今度こそ…」
「ぬぅ…。3,600まで…。今は耐えるとき」
「…3,800…忍!」
「😇 …せめて4,000まで落ちてくれないと…」
「4,200…😆…えぇい…ままよ…」←今ここ


といつまでたっても“暴落”(a.k.a "Bo Raku" featuring Jerome Powell)を待ち続けている訳ですが、これでは他人任せ、気分でエイヤ、になりそうでいかんと思いまして、自分のルールを作ろうと思いました。


ドルコスト平均法にかなう手段はないのか…😓


前提によってセオリーは違いますが、私の場合は

  • 今後引退するまで入金力は変わらない(= 将来のキャッシュフローが予測できる)
  • とりあえずインデックス投資、S&P一択、利確とか損切、出金はしない

という前提で考えてみました。


王道のセオリーはドルコスト平均法(例:毎週金曜日に脳死で[X]万円分積み立て)ですが、本当にパフォーマンス最大化の観点で最も効果的なのでしょうか。なんとなくですが、下がったら買う方がリターンが高くなりそうですよね❓


今回は、「週に一回、毎週金曜日に10万円(←数字はテキトーですが定数)を投資するか判断する」、「金曜日の終値が直近12か月のAll Time Highよりも●%以上低い水準に落ちていれば投資する、そうでなければ見送る」という派生形を考え、●%の部分をAll Time Highからそれぞれ▲3%, ▲5%, ▲10%, ▲30%の四つのシナリオを考えてみました。


…結果発表…!!! ✨(投資期間…2000/1/3 ~ 2021/6/4の21年間、1,118週間)

赤いドットは金曜日に投資が実行された日を示しています


シナリオA: 毎週金曜日に指数に関係なく脳死で10万円投資

投資総額:  11,180万円(1,180回投資×10万円/回)
保有時価:  32,454万円(含み益 +21,274万円)
年次リターン:5.1%


シナリオB: 毎週金曜日に過去12か月最高値から3%下落していれば10万円投資


投資総額:  5,560万円(556回投資×10万円/回)
保有時価:  18,133万円(含み益 +12,573万円)
年次リターン:5.7%


😯…当然ですがリターンは高くなるんですが投資機会が半分に減りましたね。結果含み益も6割くらいです


シナリオC: 毎週金曜日に過去12か月最高値から5%下落していれば10万円投資


投資総額:  4,240万円(424回投資×10万円/回)
保有時価:  14,492万円(含み益 +10,252万円)
年次リターン:5.9%


😯…3%ルールよりも更に2割程度投資チャンスが減りました。2013-2015年、2017-2018年の上昇相場では殆ど追加投資するチャンスが無い様な相場もあります


シナリオD: 毎週金曜日に過去12か月最高値から10%下落していれば10万円投資



投資総額:  2,750万円(275回投資×10万円/回)
保有時価:  10,420万円(含み益 +7,670万円)
年次リターン:6.4%


😧…さてここまでくるとリターン6%という非常に魅力的な数字が見えてきましたが、一方で投資期間はドットコムバブル、リーマンショック、欧州金融危機、China Trade年末下落、コロナ危機等の非常に限られた期間に偏ってしまうことが分かります。投資機会はシナリオAの4分の1程度ですね


シナリオE: 毎週金曜日に過去12か月最高値から30%下落していれば10万円投資


投資総額:  440万円(44回投資×10万円/回)
保有時価:  2,130万円(含み益 +1,690万円)
年次リターン:7.6%


😭…投資チャンスが44回しかありません、リターンは大変すばらしいと思いますが、投資機会を失う効果の方が顕著になります。というかほぼほぼリーマンショック、コロナ危機しか投資できていないのでは…💦結果的に上がったからいいものの…時期の集中リスクが高そうです


シナリオA~Eから傾向はわかりますが、これをもう少し網羅的にまとめると、次のようになります。


Total Spent…投じられた金額(投資回数 × 10万円/回)
Market Value…直近の保有時価
Unrealized P/L…含み益
MoM…投じられた金額が時価で何倍に膨らんだか
IRR…年換算リターン
Days of P/Loss…保有時価が含み損になっている期間(日数)
% Total Days…含み損を抱えている日数の比率(過去21年、1,118週間 = 7,823日)


一番右の「0%」の列は脳死で金曜日に投資した事例です。
左に進むにつれ、リターン(IRR)が高くなることが確認できますよね。


他方で投資機会も減るので実額ベースでの含み益は減っていきます…。「30%ルール」なんて設けた暁には、仮に1億円資金があったとしたら440万円しか投じられておらず、9,600万円は墓場で眠っている状態です…😣



いやいや待てよ…。簡単じゃないか…!30%ルールの時は投じる金額を25倍、例えば250万に設定すればいいじゃないか…❣


と直感で思ってしまいましたが、ここに落とし穴が…


  • 44回の投資チャンスのうち、39回はリーマンショック(😭)リーマン時にほぼ1億円投資(笑)することになるけどお金間に合わないこともあるじゃん…逆にリーマン後の上昇相場ではひたすらキャッシュが溜まる一方…「投資原資・入金力は期間で分散されてキャッシュインするのに、投資のキャッシュアウトと期間が一致しない」から机上の空論
  • 積み立てている気がしない…やることないの暇すぎる…🤣
  • 30%下落が来なかったらただの機会損失、爆死…😵
  • そもそも「25倍投じればいいじゃん」が結果論


ここで個人的に編み出した私の性格に合う結論は「S&Pの場合は5%ルール」です。
5%の場合、投資機会が424回存在します。(投じる金額は2.5x、例えば25万円とする)


一年間で全く触れないことはほとんどありませんし、入金力を考えたときに資金が足りないことやダボつくことのリスクも大分軽減されそうです。All Time Highに比べて5%、という猶予が心理的に高所恐怖症、綱渡りを完全に解消するかといえば微妙ですが、お守り程度にはなります😉



10%ルールと比較した時にIRRも無視はできませんが、もう誤差だと心の中で割り切ってしまうことができます。それよりも銘柄選定効果の方が重要なので、何に投資するかを考えたほうがいいですよね😊


なお、今回はS&P 500指数で考えましたが、NASDAQで同じシミュレーションを行うと大分風景が違って見えます。


NASDAQは私は10%ルールが適切と考えています。(詳細なグラフは今回は示しません…。ニーズがあればいつか披露したいと思います😐)





…本日の結論


  1.   押し目待ちに押し目なし…😆 それでも忍耐必要…そんな悩める少年少女向けのお守り投資法が存在。通常のドルコスト平均法が嫌な私みたいに性格が曲がった人間はS&P 5%ルール(直近最高値から5%以下の水準なら毎週金曜日積み立て)
  2.   20年間続ければ1億円投資して3.6億円に成長(年次リターン 6%)。ドルコスト平均法(1億円投資で3.1億円、年次リターン5%)よりも高めのパフォーマンス(5,000万円、マンションがキャッシュで買えるくらい)
  3.   NASDAQ 100等ボラティリティが高い米国指数は10%ルール
  4.   でも結局銘柄選定のほうが大事な気がしてきました ←
  5.   …個別銘柄はシラナイヨ😛



こんなことしている場合じゃない、明日も朝から電話会議です…おやすみなさい😪


Zzz



xxx Miya5

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